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パーソナルトレーナーの河村(@r_k_pt)です。
炭水化物・脂質・たんぱく質・ビタミン・ミネラル、これを5代栄養素と言います。
このなかでも、ビタミン・ミネラルが不足している方が多いです。
ビタミン・ミネラルは補酵素の役割を持っています。
この2つが不足すると、炭水化物・脂質・たんぱく質が上手くエネルギーとして使えないので太りやすい体になってしまいます。
その他にとても大切な働きをしていて、不足しがちなビタミン・ミネラルですが、今日はミネラルの中のマグネシウムについて書いていきます。
骨を形成する
マグネシウムは骨の構成要素です。
骨と言うのはカルシウム、リン、マグネシウムの構成の比率で出来上がっています。
その中でも特にカルシウムとマグネシウムの比率が重要になります。
カルシウムだけ多くなると比率が合わなくなるので、体の中のカルシウムを外に出します。(骨を分解する。これを脱灰と言います)
分解されたカルシウムは鉄とくっついて血液をドロドロにしてしまったり、良くない作用が起きてしまいます。
カルシウムを摂ることももちろん大切なのですが、マグネシウムもとらないと骨に吸収されません。骨を強くするにはカルシウムだけでなく、マグネシウムも積極的にとりましょう。
糖の代謝
マグネシウムは、糖を摂取した際にその糖をエネルギーとして変換してくれます。
糖を無駄に余らせて脂肪にするのではなくて、エネルギー源として活用するのを手助けしているのです。
太りにくい体を手に入れるにはマグネシウムは大切です。特に糖質を良く食べる方は積極的にとりましょう。
玄米は糖質はもちろんですが、食物繊維、ビタミン、そしてマグネシウムも入っているので自ら糖を代謝してくれます。
栄養素的にも優秀ですし、太らないという観点から言っても玄米はすごく良いので、とてもおススメです!
睡眠との関係
マグネシムはセロトニンと深く関係しています。セロトニンは幸せホルモンと言われています。
セロトニンについてはこちらをご参照ください↓
また、セロトニンは睡眠ホルモンであるメラトニンの前駆体なので睡眠とも深く関わっています。なので、睡眠ともマグネシウムは深く関わっているという事です。
甘い物を欲しなくなる
甘い物が好きな方はマグネシウム不足が原因かもしれません。
昔はマグネシウムが足りなくなると果物を食べていました。なので、マグネシウムが足りないと甘い物を食べたいと人間は本能的に思ってしまうのです。マグネシウムを摂ることで無駄に甘い物を欲しなくなります。
筋肉をゆるめる
マグネシウムは筋肉の弛緩に関わっています。
細胞内にカルシウムが多く、マグネシウムが少ないと持続性の筋収縮が起こります。
体が凝りやすい、硬い方はマグネシウム不足が原因かもしれません。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
マグネシウムは体にとってとても大切なのですが、不足しがちな栄養素です。
大豆製品、玄米、ごま、カキなどの貝類にマグネシウムは多く含まれています。サプリメントから摂るのではなく、普段の食べ物から積極的にとりましょう!
最後までお読みいただき有難うございました。
どんな些細なご質問でもお気軽にご相談ください!
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