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凛とした品格のある後ろ姿へと導く出張パーソナルトレーナーとして活動している河村(@r_k_pt)です。
ゴルフや野球、テニスなどスポーツをやられている方でスイングスピードを上げるために重りを付けての素振りやジムで重い重りを持っての素振りやピッチングの練習をしている方いませんか。
重い物で素振りを沢山してスイングスピードが一時的に速くなる可能性もあります。
もしかしたらそれで筋肉が付くこともあるでしょう。
しかし、それは重い物を持った直後だから感じるのであって普段も速くなるという事ではないです。
それよりもスポーツ動作に重りを付けることのデメリットの方が大きいです。
トレーニングと技術練習は一緒にしないように
スポーツのパフォーマンスアップにトレーニングと技術練習をごっちゃにしてやっている方が結構多いです。
これをごっちゃにして考えると常に力みが生まれてしまいます。
スポーツはいかに効率的に身体を動かし、一瞬で力をだせるかが重要になります。
※各スポーツの特性にもよります
余計な力みはかえってパフォーマンスの低下を引き起こします。
また、怪我のリスクも高まります。
スポーツのパフォーマンスアップを目指すためには
体力向上×技術向上×コンディショニング
の3つに分けて一つ一つを向上させ、組み合わせなければなりません。
体力向上と正しい身体の使い方を覚える
体力向上は前に書いた8つの要因から自分のやっているスポーツ・目標に合わせて必要な能力を取り組んでいきます。
例えば、ゴルフのスイングスピードを上げたいのなら筋力・柔軟性は必要かなとかです。
そこにプラスして正しい身体の使い方を覚えましょう。
これは基本的な身体の動作に関することを指します。
「お腹を安定させながら下肢や上肢を動かせる」
「動作をするときに安定させる部分と動かす部分を使い分ける」
「身体が一番力発揮しやすい重心位置でコントロールできる」
などいわゆる身体を上手く・効率的に使えるようにするトレーニングです。
技術向上
これはそのスポーツに特化した技術の向上を指します。
ゴルフのバックスイング時の手首の角度・位置はこうした方が飛距離が出るなどいわゆる技術練習です。
ゴルフのコーチにセッションしてもらったり、そこで教えてもらったことを打ちっぱなしに行って復習するなどがこれに当たります。
なので、重い物を持っての素振りやジムで負荷をかけて技術練習をするのは筋トレなのか技術向上を狙っているのかどっちつかずになってしまっているのです。
コンディショニングをしくじるとすべてが台無しに
これは疲労であったりモチベーション、環境の適応などを指します。
疲れが溜まったままであったり、モチベーションが低いと良いパフォーマンスは出来ません。
環境の適応に関しては、例えば夏に試合があるのなら暑い環境に慣れておく必要がありますし、マラソン大会でアップダウンが激しいコースならそれに適応しておかなければなりません。
トレーニングや技術練習をしっかり取り組んできても、最後にこのコンディショニングでしくじると本来持っているものが全く出せないこともあるのでとても大切な要素になります。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
スポーツのパフォーマンスアップには
体力向上×技術向上×コンディショニング
の一つ一つを分けて3つをかけ合わせなければなりません。
特に体力向上と技術向上をごっちゃにしている方が多いので注意しましょう!
最後までお読みいただき有難うございました。
どんな些細なご質問でもお気軽にご相談ください!
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