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主に新宿、中目黒、恵比寿でパーソナルトレーナーとして活動している河村(@r_k_pt)です。
今日は老化やシミ・シワを作る原因となるAGEについて解説していきます。
AGEと糖化の関係
AGEは糖化反応と深く関わりを持っています。
糖化反応とは、糖がたんぱく質または脂質と結合し、変異する反応のことを言います。
そこで出来た物質をAGEと言います。
AGEはたんぱく質や脂質としての本来の役割を果たさずに、様々な病気(がん、高血圧、動脈硬化など)の原因となります。
糖化による害
■血管
血管の壁に蓄積される事で動脈硬化の原因になります。
■髪
毛根のたんぱく質を変性させ、髪の強さを失わさせます。
■肌
コラーゲンを変性させます。
肌の弾力が低下し、シワやたるみ、くすみにつながります。
■骨
骨質が劣化し、骨粗しょう症の原因になります。
■目
水晶体内のたんぱく質が変質し、網膜症や白内障につながります。
■脳
脳内のたんぱく質が変性し、アルツハイマーにつながります。
糖化反応を起こす食事を続ければ、最終的には糖尿病へと発展してしまいます。
人はAGEを代謝する酵素を持っていないため糖化されてしまった細胞は、通常の細胞の2倍長生きしてしまい、長時間に渡って身体に害を及ぼします。
糖化反応の原因
■生体内で発生
高血糖の状態が長く続くと、細胞や組織を構成しているたんぱく質と糖が結びつき、AGEが生成されます。
■生体外で発生
たんぱく質と糖が加熱させて出来た食品にAGEは含まれます。焼き目のついた食品、茶色い食品にはAGEが多く含まれます。
特に揚げたり焼いたり炒めたりした脂肪食品にはAGEが多く含まれます(約93%は消化の段階で分解されますが、残りの7%が体内に溜まると言われています)。
※トンカツ、唐揚げ、ドーナツ、ホットケーキ、ポテトチップス、ピザ、ステーキなど
痩せるという意味でも、あまり食べない方が良い食品ばかりですね。
なので、上記の食品の食べ過ぎには注意しましょう!
次回はAGEを発生させないための方法、抗糖化するためにやるべき事について解説していきます!
最後までお読みいただきありがとうございました。
どんな些細な質問でもお気軽にご質問ください!
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