甘いお菓子の代わりに果物を食べても結果は太ることに

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凛とした品格のある後ろ姿へと導く出張パーソナルトレーナーとして活動している河村(@r_k_pt)です。

「お菓子を食べると太るから、代わりにヘルシーで身体に良いからフルーツを食べるようにしている」と言っている方がいました。

栄養の観点から言うとそうかもしれませんが、痩せたいと思っているならそれはあまり効果がないかもしれません。

なぜなら、お菓子もフルーツも「果糖」を多く含む食べ物であるからです。

今日はなぜ甘いお菓子を果物に変えても太ってしまうのかについて書いていきます。

糖質を詳しく解説

炭水化物(糖質)は最終的には単糖と呼ばれる形で体内に吸収されます。

単糖には、グルコース(ブドウ糖)、フルクトース(果糖)、ガラクトースがあります。

3つあるわけですが、体内に吸収されるとそれぞれ使われ方が異なります。

ブドウ糖は小腸から吸収されて肝臓へ行き、一定量は肝臓でエネルギーとして蓄えられます。その他は血液中に入って全身を巡り筋肉やその他の細胞のエネルギーになり、そして過剰分は脂肪細胞に入り中性脂肪として蓄えられます。

全身を巡りながら細胞に取り込まれていくので、ブドウ糖の過剰分はまんべんなく全身の皮下脂肪になります。

ガラクトースは、乳糖(ラクトース)と言われる二糖類が分解されるとガラクトースとブドウ糖になります。

ガラクトースは牛乳などの乳製品に多く含まれます。

乳糖(ラクトース)は簡単に言うとブドウ糖と果糖の中間ぐらいですが果糖に近く、これも体脂肪へと変わりやすいです。今日は果糖の話なので詳しくは説明しません。

では果糖は?

フルーツの主成分は果糖です。

果糖は、小腸から吸収されて肝臓へ行くと運動などでエネルギーとしてすぐ使わなければそのまま脂肪細胞に取り込まれ中性脂肪として蓄えられやすい性質を持っています。

ブドウ糖よりも果糖の方が3倍も体脂肪になりやすいと言われています。

なので、フルーツを過剰に食べると太ってしまうのです。

なぜ甘いお菓子が太るのか?

砂糖が多く含まれているからです。

砂糖は「ブドウ糖」と「果糖」が半分ずつ組み合わさっています。

つまり果糖が半分入っているため、砂糖は太りやすいのです。

あとは、お菓子は脂質も多く含まれているのでより太りやすいとも言えます。

まとめ

フルーツの方が栄養価も高く、脂質も含まれていないためお菓子よりも良いとは思いますが、太る太らないの観点でいうとお菓子の代わりにフルーツはあまりお勧め出来ません。

フルーツの過剰な摂取は避けた方が無難です。特にお腹痩せには影響してきます。

フルーツは嗜好品と思って、量に注意しながら楽しみましょう!

甘いものの代わりに果物を食べていても全然カラダが変わらないという場合は、果物の量を減らすことをぜひ試してみてください!

最後までお読みいただき有難うございました。

 

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