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主に新宿、目黒、中目黒、恵比寿でパーソナルトレーナーとして活動している河村(@r_k_pt)です。
今日はミネラルの一種である亜鉛について解説します。
亜鉛は、体内の様々な働きをサポートし、体内を正常な状態に保つ役割を担っています。
亜鉛が不足すると細胞分裂が効率的に行われず、皮膚炎・貧血・傷の治癒の遅れなどが起こってしまいます。
目次
亜鉛を摂取した時の体に対する効果
味覚感知
舌の味蕾(ミライ)という受容器官で、人間は味を感じ取ります。
その味蕾(ミライ)に対して亜鉛は重要な働きを持っています。
亜鉛を摂っていないと味音痴になってしまうんです。
生殖生理作用の改善
前立腺・精子に亜鉛は多く存在し、適度な亜鉛摂取は精子形成の増加および性欲増進の効果が見られます。
精子の形成には必ず必要とされ、生殖生理作用の改善に役立ちます。
抗酸化作用
亜鉛は、体内にあるビタミンAの代謝を促すと考えられています。
抗酸化作用を活性化させ、過酸化脂肪の害を防ぐことで、アンチエイジング効果を期待できます。
免疫力の向上
亜鉛は、細胞の抗酸化作用をサポートし、免疫力を維持する力があると言われています。
また、ビタミンAを体内に留めておく働きがあり、粘膜を保護し鼻水や鼻づまり、喉の痛みなどを緩和する効果も期待出来ます。
病原菌を攻撃する白血球にも亜鉛は含まれており、亜鉛は病気や傷の回復を早めるともいわれています。
このことから、亜鉛が体内に十分にあると風邪や感染症などにかかりにくくなると考えられます。
たんぱく質の合成
亜鉛は、たんぱく質とあわせて摂取すると新陳代謝をより活性化させられると言われています。
たんぱく質やDNA の合成に関わり、新たな細胞を作り出す役目もあります。
また、たんぱく質の合成に関わる酵素の材料として使われます。
美容効果
皮膚や髪は、たんぱく質が重要な構成成分です。
たんぱく質の代謝を促す亜鉛を摂取することで、皮膚や髪などの美容効果が期待できます。
アルコールの代謝
アルコールは、分解酵素の材料として亜鉛を必要とするだけでなく、亜鉛の尿中排泄を促す性質があると考えられています。
抗炎症作用
オハイオ州立大学の複数の研究によると亜鉛も炎症の抑制において重要となるようです。
骨粗鬆症予防
ビタミンDに働きかける亜鉛は、カルシウムの吸収を促進します。
また、骨の細胞の9割を占める「コラーゲン」を作り上げるときも亜鉛は欠かせません。
加齢とともに亜鉛の吸収・利用効率が落ちるので意識して亜鉛を摂りたいですね!
亜鉛が含まれる食材
牡蠣に多く含まれます。
煮干しや豚レバーなどにも含まれますが、牡蠣が圧倒的です。
意外とゴマにも多く含まれます。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
食べた物を消化・吸収するためには酵素が必要です。
亜鉛は、その酵素の構成成分になります。
300種類以上の酵素の構成成分になりますので、亜鉛がないと酵素が作れないので消化・吸収が上手く出来なくなってしまいます。
なので、結果太る原因にもなりえますし内臓の機能低下にもつながる可能性があります。
亜鉛の摂取量は、足りてない方が多いです。
毎日牡蠣を食べる、サプリメントを過剰摂取するなどをしなければ摂りすぎにはならないので、是非意識して食べ物から摂っていきましょう!
最後までお読みいただきありがとうございました。
どんな些細な質問でもお気軽にご質問ください!
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