人工甘味料と肥満の関係とは

ご訪問ありがとうございます。

パーソナルトレーナーの河村(@r_k_pt)です。

人工甘味料は、ゼロカロリー食品やダイエット食品によく使われています。

ダイエット中なので、ゼロカロリー商品を積極的に食べているという方もいるかと思います。

実際のところ人工甘味料を食べると体の中でどういったことが起きるのか。

人工甘味料と肥満の関係はどうなのか。

今日はその辺りを中心に書いていきます。

血糖値との関係

人工甘味料は食べても血糖値は上がりません。

血糖値が上がるとインシュリンが体の中で分泌されます。インシュリンの主な仕事は上がった血糖値を下げることです。

その他にも余った糖質などを脂肪として溜め込むという作用もあります。

なので、太りたくなければ急激に血糖値を上げないようにしましょうとよく言われるのです。(インシュリンが正常に働くことはとても大事で、インシュリンを出さないようにするのは違います)

人工甘味料は血糖値は上げないのですが、インシュリンは分泌されます。

インシュリンは膵臓のランゲルハンス島というところのβ細胞から出ます。味覚とつながっていて甘味を認識して分泌されます。

人工甘味料は血糖値は上げないのにインシュリンが分泌されます。

これは、血糖値は一定なのにインシュリンが出て更に血糖値を下げてしまうという事です。

そうすると人間は、血糖値を上げようとして食べろと言う指令を出します。それが空腹感です。

食べたいという気持ちが出てきます。

カロリーは抑えているんだけど、空腹感が増して他の食事で通常より食べ過ぎてしまい太るという事になってしまうのです。

理性を働かせて、ゼロカロリーの物をとって我慢すれば良いと思いますが、ストレスが溜まります。

ストレスを感じている体は通常よりも食欲が湧き、脂肪を溜め込みやすくなり太ります。

また、日常的に人工甘味料をとるとインシュリンの効き目が落ちてしまい、いざ本当に血糖値が上がって血糖値を下げたいときにインシュリンが上手く働いてくれません。その結果糖尿病のリスクが出てきます。

まとめ

ダイエット中だからといって積極的にとるものではないかなと思います。上手く付き合っていくようにしましょう。

それよりも3食の食事を見直す(カロリーだけでなくビタミン、ミネラルなどの微量栄養素もしっかり摂る)、睡眠の質を上げる、運動をするなど普段の生活から改善してみましょう。

これらを見直すと身体が正しい働きをするようになり、甘い物が欲しなくなったり、食べた物を効率的にエネルギーに変えてくれて代謝が上がったり活動的に過ごせるようになります。

一日活動的に過ごせて、心も体も豊かになれる様な生活を送れる様にしていく。これが健康につながり、大切なことであると思います。

最後までお読みいただき有難うございました。

 

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