白米を抜いて果物を食べているとお腹に脂肪が付きやすい。

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凛とした品格のある後ろ姿へと導く出張パーソナルトレーナーとして活動している河村(@r_k_pt)です。

痩せるために白米を抜いて、果物はヘルシーだから大丈夫と思って制限なく食べていたりしていませんか。

お腹の脂肪を特に落としたいのであれば、白米を食べて果物を制限する方が脂肪は落ちます。

特にお腹周りの脂肪の減少には効果大です。

これは人間の本質的なところの身体の代謝が関係しています。

なぜ白米よりも果物を控えた方がお腹の脂肪が落ちるのか。

今日はそこについて書いていきます。

白米と果物はそもそも種類が違う

白米も果物も同じ炭水化物という栄養素には分類されます。

その中で白米に多く含まれるのは「ブドウ糖」で、果物に多く含まれるのは「果糖」です。

同じ炭水化物ですが、種類が違うので体の中での使われ方も異なるのです。

小腸から吸収されたブドウ糖は肝臓へ行き、一定量は肝臓でエネルギーとして蓄えられます。その他は血液中に入って全身を巡り筋肉やその他の細胞のエネルギーになり、そして過剰分は脂肪細胞に入り中性脂肪として蓄えられます。

全身を巡りながら細胞に取り込まれていくので、ブドウ糖の過剰分はまんべんなく全身の皮下脂肪になります

それに対して、小腸から吸収された果糖は肝臓へ行くと運動などでエネルギーとしてすぐ使わなければそのまま脂肪細胞に取り込まれ中性脂肪として蓄えます。

すぐに脂肪細胞内に取り込まれ中性脂肪として蓄えられやすい性質を持っています。

ブドウ糖よりも果糖の方が3倍も体脂肪になりやすいと言われています。

特に果糖は肝臓で脂肪に変化しやすいので、お腹周りに脂肪が付き内臓脂肪になりやすく、食べ過ぎは脂肪肝のリスクが高まります。

確かに果物は栄養満点です

確かに果物は栄養満点です。僕も大好きです。

果物のみで糖質(果糖)、ビタミン、ミネラル、水分を補給できるので、とても栄養価が高く健康的で身体に良いのは間違いないです。しかも味も美味しいですし!

しかし、身体に良いものとダイエットで痩せる痩せないは別モノなのです。

ビタミン、ミネラルは野菜からも十分摂取出来ます。

なので、ダイエットの観点で言うと果物よりも白米を一定量食べて野菜を食べるの方が良いのです。

まとめ

白米に入っている「ブドウ糖」と果物に入っている「果糖」は、小腸から吸収された後の代謝経路が異なりました。

ブドウ糖は、肝臓から血液中を巡り過剰分はまんべんなく全身の皮下脂肪になります。

果糖は、運動などで即エネルギーとして使われなければ、肝臓からそのまま脂肪に変わりお腹周りに脂肪が付きやすく内臓脂肪として蓄えられます。

季節を感じられて味も美味しいですが、果物は嗜好品の位置付けです。

ダイエット中や特にお腹痩せしたい場合はフルーツを控えてみて下さい。

今まで白米を抜いてフルーツを食べていた方は効果抜群です。

最後までお読みいただき有難うございました。

 

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